一見良さそうな服に見えても、本当の評価は着ることでわかるものです。
デザインもよかった、シルエットだって申し分ないし、価格に不満もない。
自分のセンスにも疑いの余地はない。なのにどうしてこうなってしまったのだろう?
主役は服を着るお客様であり、センス。服はその裏付けでなくてはなりません。
NOSTAL RABBITのクラフトマンシップは、お客様と服の間に生じるかもしれない溝をあらかじめ埋めるところから、始まっています。
ハンガーに掛かったままの服は未完成
服は、ハンガーに掛かっている状態では完成していません。
実際に着て、動いて、初めて正当な評価が決まり、完成に至ります。
肩の落ち方、身幅の出方、全体のバランス。
どれか一つがずれると、全体の見え方、そして着心地は変わります。
NOSTAL RABBITが服に求めるのは、総合評価。唯一無二のモチーフを用いるのなら、それに負けないくらいの品質を。品質はどのようなシチュエーションにおいても裏切ることのない、絶対的な評価基準です。
”わかる”が成せる業と調和
服のデザインは一見自由に見えて、判断の積み重ねです。
どこまで出すか。
どこで止めるか。
この線引きが揃っていないと、アイテムごとに印象がばらついてしまいます。
NOSTAL RABBITでは、どの製品においてもブランドの理念を一気通貫させています。
デザイナーは”わかっている”のです。
遊びの強弱を。余白の取り方を。取り入れるべき色を。
そして、それら単体の要素たちをどう調和させるべきなのかを。
見え方と着心地を、両立させる素材と縫製
生地は厚すぎると重く見える。
薄すぎると頼りなく見える。
どちらに寄っても、着たときの印象は変わります。
NOSTAL RABBITは、その間のバランスを取っています。
しっかりしているが、硬すぎない。
軽さはあるが、薄く見えない。
それでいて着たときに自然に落ちて、形が崩れないこと。
無論、動作に無理が生じず、デザインを損ねない美しい縫製も重要になってきます。
この“ちょうどよさ”を守ることで、長く着ることのできる耐久性と、お客様から愛着を持っていただけることを目指しています。
違いはあとから生じるからこそ、最初から手を抜かない
見た目の印象は、最初にわかります。
ただ、その印象が着たあとも良い形で続くかどうかはまた別の話です。
着続けるうちに、違和感が出るか。
それとも、そのまま自信を持って着られるか。
NOSTAL RABBITの服は、ビジュアルやモチーフの強さのみに頼らず、散りばめられた要素たちの素晴らしいバランスと、確かな手仕事によって成立しているのです。